Kitty

猫と旅行~清里ハーディング倶楽部編

杏ちゃんが我が家に来て3年半になりますが、おととしあたりから杏ちゃんを連れて旅行に行くようになりました。その珍道中をご紹介して行こうと思います。

第4回は清里ハーディング倶楽部です。公式サイトはこちら -> 清里ハーディング俱楽部

どんなところ ?

2名程度向けのA棟が2棟と4名程度向けのB棟が1棟、合計3棟のコテージがあります。あとドッグランが2面あって、宿泊者は無料で使用できます。

グッディーはA棟を利用させて頂きましたが、こじんまりとしながらも、必要なものは全て揃っている印象です。7.5畳程度のフローリングのキッチン&ダイニングと6畳の和室が続き部屋のようになっていて、冷蔵庫や電子レンジはもちろん調理器具や食器も一通り揃っています。あとカセットコンロもありましたね。エアコンもテレビもあります。お風呂は小さいながらもとてもきれいで木の香りに癒されます。トイレはウォシュレットだし、洗面台はとても大きく、ペットに何かあったときにささっと洗ってあげられる広さがあります。全身シャンプーはさすがにNGだと思いますが。あとハンディサイズのコロコロが置いてあったのは何気に助かりましたね。

冒頭の写真を見てもわかる通り、敷地内は花が咲き乱れとても美しいです。室内も壁にはドライフラワーの装飾が飾られ、ウッドテラスのテーブルにはアジサイの一輪挿しが置いてあったり、オーナーのセンスや配慮がそこかしこに見られます。そう、ここのオーナーはとても明朗な女性です。

テラス前にもハーブが自然な形で育っていて、1枚食べてみるとミントでした。他にもちょっとしたことにオーナーの思いを感じることができます。

ドッグランの周りは畑になっていて、さまざまな作物が植えられています。実は宿泊当日はオーナーのワクチン接種日ということで、受付はせずにコテージに直行させて頂いたのですが、部屋に入ると採れたばかりの野菜が少しずつ置かれていて、おいしく頂きました。こういう配慮をされたのは初めてだったので、とても新鮮な気持ちになれました。

周りの環境

敷地の西側は広いトウモロコシ畑で、その向こうに南アルプスが見えます。また、南側に小さな牛舎があり、子牛が育てられていました。牛舎の屋根の向こうに富士山がちらっと見えますね。

一方東側は少し離れてはいますが国道141号線が走り、しかも坂道ですので高原野菜を運ぶトラックのエンジン音はよく聞こえます。逆に幹線道から入ってすぐなので利便性は高いです。

北に歩いていくと10分ほどでまきば通りに出ます。もう5分歩くとウサギ小屋やポニーがいるエリアに出ますので、お子様が居られる方は散歩がてら行ってみると楽しめると思います。コテージからちょうど1kmくらいですね。

グッディー家も子供が小さいころよくウサギにニンジンをあげに行きました。当時は泉郷によく泊っていて、このあたりもよく来たものです。まきば通りは当時よりもさらにきれいになった印象ですね。

周辺の観光スポット

清里は日本でも屈指の観光地ですから細かい紹介は不要かと思いますが、今回回ったコースを簡単に紹介すると、

コテージ –> 吐竜の滝 –> 清泉寮 –> まきば公園 –> 三分一湧水 –> おっこと亭 –> 乙事諏訪神社 –> ROCK –> 清里駅前のファミリーマート !? –> コテージ

という感じで回りました。ちょっとマニアックな場所もありますが、結構有名どころが多いかと思います。

吐竜の滝は高さも幅もあって、意外と感動します。小海線の鉄橋の下を通って行くのもなかなか良いです。清泉寮とまきば公園は言わずもがなですね。まきば公園は秋の花火も有名です。

甲斐小泉駅近くの三分一湧水も名は知られていると思いますが、遊歩道が整備されていて透き通った湧水に癒されます。また近くに物産館と蕎麦屋があります。ランチはここの蕎麦屋でと思っていたのですが、コロナ禍での店内のスペース確保の関係で20グループ待ちということで、諦めて富士見高原方面へ。

富士見高原スキー場が夏の間お花畑になり、キャンプ場も併設されているらしいということで、ちょっと様子伺いに立ち寄りながら、おっこと亭へ。こちらも少し待ちましたが、無事おいしくお蕎麦を頂けました。テーブルの間隔が2m以上確保されていて、とても安心感がありました。

そしてせっかく乙事まで来たということで、乙事諏訪神社へ。諏訪大社の前身である諏訪神社上社本宮の幣拝殿を移築したものとのことです。4本の御柱に囲まれていますが、4本ともお参りできますので、是非巡って頂きたいです。ただ、なんか御柱の順序が変だなとか、なんでここに立派な祠がとか、しめ縄がされた岩があったり、自然の岩を積み上げて作られた灯籠など、さまざまな疑問と興味が湧いてきます。ここにもいろいろな歴史があったようです。以前は国宝だったのですが、現在は国指定重要文化財です。今となっては村の普通の神社という装いではあるのですが、柱のレリーフなどよく見るととても立派で驚かされます。

そうそう、乙事で何か気づきませんか ? そう、乙事主の乙事らしいんですよ。宮崎駿監督の別荘がこの近くにあったという噂です。(真偽のほどは ? ですが)

そして夕飯のお供を買いにROCKへ。ここは萌え木の村にある有名な地ビール屋さんです。ちょっとお高いですが、おいしい地ビールです。ところが… ここも長蛇の列。もう14時まわっているのに… ということでここもスルーして、きっとお土産屋さんで売ってるよと期待して清里駅前へ。

ところがコロナ禍ということもあってか結構シャッター閉まってて、そんな中元気にのぼりが立っている店が… ファミリーマートでした。ここが結構優秀で、ROCKの6種類の地ビールが全部置いてあり、地酒やお土産も充実していました。しかもスピードくじもやっていて、6枚中4枚当たりで…

そんなこんなで珍道中ではありましたが、無事コテージに戻り、のんびりディナーを楽しめました。

ということで…

今回は清里ハーディング倶楽部とその周辺の観光スポットを紹介させて頂きました。

帰り道に立ち寄った明野村のひまわり畑です。明野村は八ヶ岳、南アルプス、富士山をいい角度で眺められて、風光明媚な丘という印象でした。そのまま韮崎まで下って東京まで一直線です。

今回コロナ禍の観光地を敢えて紹介させて頂いたのは、商売している側は思った以上にきちんとやっていることに気づいたからです。回転が悪くなってもテーブル間の距離を確保して安心安全な食事やサービスを提供する努力をしていました。お蕎麦屋さんの待ち行列も密を避けて木陰に広がって待つようになっていました。

コロナ禍に入って2度目の夏、どう過ごすかは人それぞれだと思いますが、希望者にワクチンが行き渡るまでのもう少しの間、なんとか少しでもうまく世の中を回しつつ過ごせればよいと願います。

そしていよいよTOKYO2020始まりましたね。世論としてはとても微妙な状況ですが、感動があるのは間違いないので、あとはとんでもない問題が勃発しないことを祈るばかりです。


   
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